以下のトピックは、2017 Volume 1 新機能の概要を示します。
17.1 バージョン以後、infragistics.util.js ファイルが jQuery 以外のファイルおよび jQuery に関連するファイルに分割されます。新しい構造は以下のようになります。
infragistics.util.js - jQuery フレームワークに依存関係なしのユーティリティ関数を含みます。infragistics.util.jquery.js - jQuery に依存関係あるユーティリティ関数を含みます。infragistics.util.jquerydeferred.js - カスタム CommonJS Promises。それに、$.Deferred をサポートしない 1.5 バージョン以前の jQuery バージョンの実装。Ignite UI for jQuery コントロールの依存関係を読み込むために igLoader を使用するアプリケーションでローダーが内部に処理されているため、変更の必要がありません。ファイルを手動的に読み込むアプリケーションで必要のないのユーティリティ参照を削除できます。
Ignite UI for jQuery DV コンポーネントで明示的に必要な新しい jQuery に依存関係があるファイルを追加しました: infragsitics.dv_jquerydom.js。 infragistics.dv_core.js 依存ファイルの前に読み込む必要があります。
...
<script src="js/modules/infragistics.dv_jquerydom.js"></script>
<script src="js/modules/infragistics.dv_core.js"></script>
...
デフォルトおよびテーマに基づいたすべての Bootstrap 3 は、共通 "/bootstrap3" フォルダーへ移動しました。以下は、Ignite UI for jQuery に含まれる現在の Bootstrap 3 テーマと製品ソース ルート ("~") に関連する infragistics.theme.css の場所です。
| テーマ | 以前のパス | 新しいパス |
|---|---|---|
| Bootstrap 3 (デフォルト) | ~/css/themes/bootstrap/ | ~/css/themes/bootstrap3/ |
| Flatly | ~/css/themes/flatly/ | ~/css/themes/bootstrap3/flatly/ |
| Yeti | ~/css/themes/yeti/ | ~/css/themes/bootstrap3/yeti/ |
| Superhero | ~/css/themes/superhero/ | ~/css/themes/bootstrap3/superhero/ |
現在の Yeti テーマを参照するページで新しいリンクは次のようになります。
<link href="/css/themes/bootstrap3/yeti/infragistics.theme.css" rel="stylesheet" type="text/css" />
または theme オプションで Infragistics Loader を使用する場合:
$.ig.loader({
//...
theme: "bootstrap3/yeti"
});
headerText オプションがグリッドの columns 定義で設定されていない場合、列キーがヘッダー テキストとして使用されます。
igGrid 集計のメイン レベル オプションである isGridFormatter および defaultDecimalDisplay は削除されました。 columnSettings.summaryOperands の isGridFormatter および decimalDisplay オプションは削除されました。
igGrid 集計の新しい format オプションは、format および autoFormat オプションと組み合わせて使用して、集計の書式を設定できるようになりました。
このオプションでは、削除された decimalDisplay と同様に浮動小数点の後に表示する桁数を設定できます。summaryOperand の format オプションが設定されていない場合、集計の書式は表示先の列に基づいて決定されます。つまり、列に format が設定されている場合、その書式が使用されます。
集計と現在の列に書式が設定されていない場合、列タイプの地域の設定が集計に適用されます。autoFormat が 'date' のデフォルトのため、地域の設定はその列タイプの集計のみに適用されます。その他の列タイプは書式設定が適用されません。集計と列に format オプションを設定せずに地域の設定を他の列タイプに適用する必要がある場合、autoFormat を設定します。地域自動書式設定の適用を集計がどの列にあるかに基づいて指定します。
enableUTCDates オプションの動作を変更しました。日付のシリアル化のみに影響します。グリッド列の定義で新しい dateDisplayType オプションを使用して日付のタイムゾーン表示を処理するために使用できます。
既存のアプリケーションを変更する方法については、「17.1 の enableUTCDates オプションの移動」トピックを参照してください。両方のオプションの詳細情報について、「Ignite UI for jQuery コントロールを別のタイム ゾーンで使用」を参照してください。
enableUTCDates オプションの動作を変更しました。指定したオフセットとエディターで時間を表示するには displayTimeOffset を使用します。既存のアプリケーションを変更する方法について、「17.1 で enableUTCDate オプションの移動」トピックを参照してください。両方のオプションの詳細情報について、「Ignite UI for jQuery コントロールを別のタイム ゾーンで使用」を参照してください。
製品の以前バージョンで、ユーザーが maxDecimals オプションで定義される数より大きい小数位がある値を数値エディターに入力すると、値が切り捨てられます。つまり、maxDecimals が 3 に設定されるエディターが 123.4567 の値を受け取ると、123.456 に切り捨てられます。製品の 17.1 バージョンで新しい roundDecimals オプションを追加しました。デフォルトで有効で、JavaScript の Math.round() 関数を使用して数値を丸めます。123.4567 の値は丸めて、エディターで 123.457 として表示されます。roundDecimals オプションが無効な場合、値を切り捨て、以前のバージョンと同じように 123.456 を表示します。
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