バージョン

SetValuesFormula(String,String) メソッド

指定可能な値を指定する数式を設定します。
シンタックス
'宣言
 
Public Overloads Sub SetValuesFormula( _
   ByVal valuesFormula As System.String, _
   ByVal address As System.String _
) 
public void SetValuesFormula( 
   System.string valuesFormula,
   System.string address
)

パラメータ

valuesFormula
ルールの指定可能な値を提供する数式。
address
相対参照の基準となるセルまたは領域のアドレスか、ワークシートの左上のセルを使用する場合は null。
例外
例外解説
System.ArgumentNullExceptionvaluesFormula が null でルールが現在 Worksheet に適用されている場合に発生します。
FormulaParseExceptionvaluesFormula が有効な数式でない場合に発生します。
System.ArgumentException 指定した値に文字または参照以外のものが含まれている場合に発生します。
System.ArgumentException 指定した値に、複数の行と列がある領域参照が含まれている場合に発生します。
System.ArgumentExceptionaddress が有効なセル アドレスまたは領域アドレスでない場合に発生します。
解説

数式は指定可能な値のリストが格納された文字列か、同じブック内の指定可能な値が格納されたセルまたは領域の参照である必要があります。

文字列に等しい数式が指定された場合、文字列リテラルでなくてはならず、連結できません。たとえば、指定可能な数式は ="A,B,C" です。 If one of the values must contain a double quote ("), the character should be repeated in the list, like so: ="A,""B"",C". これは、値 A、"B"、および C を許可します。現在のカルチャの小数点記号がカンマ (,) でない限り、値の区切り文字はカンマである必要があります。現在のカルチャの小数点記号がカンマである場合は、区切り文字はセミコロン (;) である必要があります。

1 つ以上の参照に等しい数式が指定された場合、同じブック内の 1 つのセルまたは領域の参照である必要があります。和集合、論理積、範囲演算子は許可されません。指定可能な数式は =$A$1 または =Sheet2!$A$1:$A$5 のようになります。1 つのセルまたは領域を参照している場合、1 つのセルまたは領域に加えて、名前付き参照も使用できます。領域が指定された場合や、領域を参照する名前付き参照が指定された場合、領域は 1 つの行または列で構成されている必要があります。エラー値に等しい数式も許可されますが、セルはいずれの値も受け入れず、ドロップ ダウンは空になるため、あまり有用ではありません。

渡されたアドレスは、数式中で相対アドレスを使用する場合にのみ必要です。データの入力規則ルールがセルまたは領域に適用されている場合、各個別のセルで使用されている数式内の参照は、渡された address に対するセルのオフセットによってシフトされます。たとえば、指定された式が =B1 で指定されたアドレスが A1 の場合を考えます。データの入力規則ルールが A5 セルに適用されている場合、使用される数式は =B5 になります。ただし、数式中の参照が =$B$1 のように絶対参照の場合、指定したアドレスにかかわらず同じ数式が適用されます。

address は、ワークシート上の任意の有効なセルまたは領域参照です。領域アドレスが指定された場合、左上のセルまたは領域が使用されます。指定されたセルまたは領域には、データの入力規則ルールが適用されている必要はありません。すべての参照が許可されます。

データの入力規則ルールがブック内のワークシートに適用されていない限り、address を解析するセル参照モードは A1 であると仮定されます。データの入力規則ルールがブック内のワークシートに適用されている場合は、Workbook.CellReferenceMode が使用されます。

参照

オンラインで表示: GitHub