バージョン

DefineSection メソッド (WordprocessingMLWriter)

文書にセクションを作成し、最後のセクションが作成されてから書き込まれた段落やテーブルの改ページ位置を定義します。
シンタックス
'宣言
 
Public Overrides Sub DefineSection( _
   ByVal properties As SectionProperties _
) 
public override void DefineSection( 
   SectionProperties properties
)

パラメータ

properties
ページサイズ、余白、方向などのプロパティを定義する SectionProperties インスタンス。このクラスの新しいインスタンスは CreateSectionProperties メソッドを呼び出すことによって取得できます。
例外
例外解説
WordDocumentWriterException現在開いている文書または段落がない場合スローされます。
解説

コンテンツの種類駆動型の文書のページ数がコンテンツののため、WordprocessingML はページ コンセプトをネイティブに保存しません。ユーザーが文書内のすべてのテキストのフォント サイズを変更した場合、文書の文字数や各文字サイズなどの係数がコンテンツを表示するために必要なスペース量の合計を決定するため、文書のページ数は変更されます。

このメソッドは、以前文書に書き出されたコンテンツ (段落およびテーブル) を適用するセクションを定義します。このメソッドへ渡されたオブジェクトのプロパティは、コンテンツが表示されるページのサイズ、方向、余白を定義します。つまり、指定コンテンツが属す文書のセクションを定義します。

例: 7" x 5" で横方向でページに表示される 3 段落を追加するために、3 段落それぞれに StartDocument、AddTextRun、EndDocument メソッドを最初に呼び出します。次に、DefineSection メソッドを呼び出し、PageSize プロパティが (7, 5)、PageOrientation プロパティが Landscape に設定される SectionProperties インスタンスへ渡します。

FinalSectionProperties プロパティは、このメソッドによって定義されるセクションと関連付けられていないすべてのコンテンツの改ページを定義するために使用されます。

参照

オンラインで表示: GitHub