Ignite UI for MVC Scaffolder の Visual Studio 拡張機能
概要
2015.2 リリースでは、拡張機能 Ignite UI for MVC Scaffolder が導入されました。
開発者はこの機能により、MVC ラッパーを使用したウィジェットの宣言や関連するコントローラのアクション メソッドを簡単に生成することができます。
また、手動によるセットアップ、参照、コーディングに必要な時間を大幅に短縮することができます。
現在、スキャフォールディング メカニズムには、igGrid コンポーネントが含まれていますが、間もなく公開されるリリースでは、さらに多くのコンポーネントが追加される予定です。
使用方法
スキャフォールディング メカニズムを利用するには、次の手順に従ってください。
- Visual Studio で使用するプロジェクトまたは新しいプロジェクトを開きます。
- ソリューション エクスプローラーで、プロジェクト ノードまたはソリューションのいずれかのフォルダーを右クリックします。
- 「追加」メニュー項目をクリックし、「新しい Scaffolder 項目」オプションをクリックします。
この一連の手順を、以下のスクリーンショットに示します。

- 次に、スキャフォールディング項目の選択を促されます。「Ignite UI for jQuery ビュー」または「ビューを持つ Ignite UI for jQuery コントローラー」のどちらかを選択します。
これらの選択オプションを、以下のスクリーンショットに示します。
この 2 つのオプションの違いは、ビューのみの追加とコントローラーを伴うビューの生成です。
- Scaffolder の次のセットアップ手順は、わずか 2 つの簡単な手順で構成されています。
最初のタブで、ビュー名やテーマなどのスキャフォードされたコントロールの全般的なプロパティを設定します。
2 番目のタブでは、ページング、列の非表示など、コンポーネントで有効にするプロパティを選択します。
これは、以下のスクリーンショットに示されています。

- 追加するコンポーネントの設定終了後、[追加] ボタンをクリックします。これにより、ウィジェットのラッパー定義を含むビューが、有効にしたすべての設定とともに自動的に追加されます。
Ignite UI for jQuery のウィジェット ラッパーを含む標準のビューで通常行う場合と同様に、ビューのカスタマイズの追加、プロパティやメソッドの追加または削除をすることができます。