Ignite UI CLI は、さまざまなフレームワークでアプリケーションの初期化、開発、スキャフォールディング、および処理を可能にするツールです。Ignite UI for jQuery コントロールの定義済みテンプレートを提供します。Ignite UI CLI を使用すると、Ignite UI および対象のフレームワークでのプロジェクトをすばやく作成して使用できます。
同じコマンドを使用して jQuery、Angular、および React でプロジェクトを作成して Ignite UI for jQuery コントロールを追加することもできます。
Ignite UI CLI のインストール:
npm install -g igniteui-cli
利用可能なオプションでガイドに沿って手順を実行する場合は、以下のコマンドを実行します。
ig
Ignite UI プロジェクトの生成、新しいコンポーネントの追加、プロジェクトのビルドおよび公開すためにカスタム コマンドを実行する場合は、以下のコマンドを使用します。
ig new <project name> --framework=<framework>
ig add <component/template> <component_name>
ig start
http://localhost:3000/ へ移動します。ソース ファイルを変更するとアプリケーションは自動的に更新します。
新しい Ignite UI アプリケーションを作成するには、以下のコマンドを実行します。
ig new [name] [framework]
| 引数 | エイリアス | デフォルト値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| name | -n | app | アプリケーションの名前。アプリケーションが同じ名前のディレクトリに作成されます。 |
| --framework | -f | jquery | プロジェクトの対象フレームワーク。サポートされるフレームワークは jQuery、Angular、および React です。 |
new コマンドの使用で、新しい jQuery、Angular、または React アプリケーションを作成できます。
新しいアプリケーションが同じ名前のディレクトリに作成されます。
既存のアプリケーションで新しいアプリケーションの作成はサポートされません。
以下は、すべてのサポートされるフレームワークで Ignite UI for jQuery アプリケーションを作成するために new コマンドを使用する例です。
jQuery の場合: ig new newIgniteUIjQuery (jQuery はデフォルト選択のため、"framework" 引数を設定する必要がありません)
React の場合: ig new newIgniteUIReact --framework=react
Angular の場合: ig new newIgniteUIAngular --framework=angular --type=ig-ts
新しい Ignite UI for jQuery コントロールを既存するアプリケーションに追加するには、以下のコマンドを実行します。
ig add [template] [name]
add コマンドは Ignite UI CLI で作成した既存のプロジェクトのみにサポートされます。new コマンドまたは ig コマンドの手順を使用して新しいプロジェクトを作成する前に add コマンドを使用できません。
Ignite UI CLI Wiki で、サポートされるフレームワークで利用可能な Ignite UI for jQuery テンプレートを表示するテーブルを参照できます。
アプリケーションを出力ディレクトリにビルドするには、以下のコマンドを実行します。
ig build
build コマンドはプロジェクトが依存する npm パッケージをインストールします。デフォルトで Ignite UI の OSS バージョンをインストールしますが、グリッドなどのオープン ソースではないコンポーネントが追加されたかどうかを確認して、フル バージョンが必要な場合、Infragistics アカウントの資格情報を入力した後に OSS パッケージをフル バージョンに更新します。フル パッケージをインストールする方法についてはこのトピックを参照してください。
CSS リソースなどのビルド アーティファクトは output/ ディレクトリに保存されます。
アプリケーションをビルドして Web サーバーを開始するには、以下のコマンドを実行します。
ig start
jQuery アプリケーションはポート 3000 を使用し、Angular アプリケーションはポート 3001 を使用し、React アプリケーションはポート 3002 を使用します。
サポートされるフレームワークおよびプロジェクト タイプのための新しいカスタム テンプレートを生成するには、以下のコマンドを実行します。
ig generate template [name]
コマンドはデフォルトで生成されたテンプレート パスを Ignite UI CLI のグローバル構成ファイルの customTemplates に登録します。生成されたテンプレートは「Add View」メニューで表示され、add コマンドで直接使用できます。
Ignite UI CLI 構成設定の読み取り / 書き込み操作を実行するには、以下のコマンドを実行します。
ig config <get|set|add> <property> [value]
Ignite UI CLI は構成を ignite-ui-cli.json ファイルに保存します。Ignite UI CLI で作成されたプロジェクト構造はローカル構成としてファイルを含みます。ig config が --global フラグで呼び出された場合、ユーザーごとのファイルにはグローバル デフォルト値を提供できます。グローバル ignite-ui-cli.json ファイルは現在のユーザーのホーム ディレクトリに保存されます。ディレクトリは Unix で /home/<ユーザー> で、Windows で C:\Users\<ユーザー> です。
現在のプロジェクトのテストを実行するには、以下のコマンドを実行します。
ig test
jQuery、Angular、および React プロジェクトでこのコマンドを実行できます。相対するテスト セットアップを実行します。各フレームワークに技術およびコミュニティ設定に基づいて別のテスト環境が構成されます。
指定したフレームワークおよびタイプのすべてのテンプレートをリストするには、プロジェクト フォルダーで以下のコマンドを実行します。
ig list
Infragistics サポート情報を検索するには、以下のコマンドを実行します。
ig doc
コマンドは単一の検索用語を取得し、Infragistics 検索をデフォルト ブラウザーで開きます。
すべての利用可能な Ignite UI CLI コマンドを表示するには、以下のコマンドを実行します。
ng help
オンラインで表示: GitHub