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レスポンス Web デザイン (RWD) モード構成を有効にする (igGrid)

トピックの概要

目的

このトピックは、コード例を用いて、igGrid™ コントロールでレスポンス Web デザイン(RWD) モードを有効にする方法について説明します。

前提条件

以下の表は、このトピックを理解するための前提条件として必要な概念、トピック、および記事の一覧です。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

レスポンス Web デザイン モードの有効化 - 概要

igGrid コントロールは、デフォルトでは レスポンス Web デザイン (RWD) モードは無効であるため、明示的に有効にして構成する必要があります。RWD モードは、レスポンシブ機能を介して有効にします。これは、JavaScript と ASP.NET MVC では異なります。

以下の表は、igGrid コントロールで レスポンス Web デザイン (RWD) モードを有効にする方法について説明します。詳細は、表の後のコード例を参照してください。

以下において RWD モードを有効にするには 以下を実行します。
JavaScript ファイル RWD モード (機能名は Responsive) 構成を igGridfeatures 配列で定義します。
ASP.NET MVC グリッドの Features メソッドに渡されるデリゲートで Responsive 機能をインスタンス化します。

レスポンス Web デザイン モードの有効化 - コード例

以下は、このトピックで使用したコード例を示しています。

コード例: JavaScript で レスポンス Web デザイン モードを有効にする

以下の例は、AdventureWorks データベースからの製品表データにバインドされる igGrid インスタンスを作成します。ProductID、Name および ProductNumber の 3 つの列を手動で定義します。

RWD モードの列非表示は、CSS クラスを使用して ProductID および ProductNumber 列用に構成されます。

ProductID 列には、hidden-tablet および hidden-phone CSS クラスが適用されます。これは、列はそれぞれタブレットと電話のプロファイルで表示されないという意味です。

ProductNumber では、hidden-phone CSS クラスが適用されます。列が表示されないのは電話のプロファイルのみという意味です。

コード

以下のコードはこの例を実装します。

JavaScript の場合:

$("#grid1").igGrid({
    height: "100%",
    width: "100%",
    columns: [
        { headerText: "Product ID", key: "ProductID", dataType: "number"},
        { headerText: "Product Name", key: "Name", dataType: "string" },
        { headerText: "Product Number", key: "ProductNumber", dataType: "string" }
    ],
    autoGenerateColumns: false,
    dataSource: adventureWorks,
    responseDataKey: "Records",
    features: [
        {
            name: "Responsive",
            columnSettings: [
                {
                    columnKey: "ProductID",
                    classes: "hidden-tablet hidden-phone"
                },
                {
                    columnKey: "ProductNumber",
                    classes: "hidden-phone"
                }
            ]
        }
    ]
});

コード例: ASP.NET MVC で レスポンス Web デザイン モードを有効にする

こ例は、View モデルとして定義されるカスタム Product オブジェクト コレクションにバインドされる igGrid インスタンスを作成します。ProductID、Name および ProductNumber の 3 つの列を手動で定義します。

RWD モードの列非表示は、CSS クラスを使用して ProductID および ProductNumber 列用に構成されます。

ProductID 列には、hidden-tablet および hidden-phone CSS クラスが適用されます。これは、列はそれぞれタブレットと電話のプロファイルで表示されないという意味です。

ProductNumber では、hidden-phone CSS クラスが適用されます。列が表示されないのは電話のプロファイルのみという意味です。

コード

以下のコードはこの例を実装します。

C# の場合:

@using Infragistics.Web.Mvc
@model IQueryable<GridDataBinding.Models.Product>
@(Html.Infragistics()
    .Grid(Model)
    .ID("grid1")
    .AutoGenerateColumns(false)
    .Columns(col =>
    {
        col.For(c => c.ProductID).HeaderText("Product ID");
        col.For(c => c.Name).HeaderText("Product Name");
        col.For(c => c.ProductNumber).HeaderText("Product Number");
    })
    .Features(feature =>
    {
        feature.Responsive().ColumnSettings(cs =>
        {
            cs.ColumnSetting().ColumnKey("ProductID").Classes("hidden-tablet hidden-phone");
            cs.ColumnSetting().ColumnKey("ProductNumber").Classes("hidden-phone");
        });
    })
    .DataBind()
    .Render())

関連コンテンツ

トピック

このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

  • レスポンス Web デザイン (RWD) モードの構成 (igGrid): このグループのトピックは、列非表示の構成、カスタムの行おより列のテンプレートの作成、カスタム RWD の構成の作成および Twitter Bootstrap で使用するための RWD モードの構成など、igGrid コントロールにおける レスポンス Web デザイン (RWD) モード関連の各種構成タスクを説明します。

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