このトピックは、Knockout ライブラリ により管理される ビューモデル のオブジェクトをバインドするために igHierarchicalGrid™ コントロールを構成する方法について説明します。
以下の表は、このトピックを理解するための前提条件として必要なトピックと外部リソースの一覧です。
igHierarchicalGrid コントロール シリーズの概要を説明します。igHierarchicalGrid を初期化する方法を示します。igGrid の内部機能および igDataSource™ コンポーネントとどのように対話して各種データ ソースへのバインディングを可能にしているかを説明します。このトピックは、以下のセクションで構成されます。
igHierarchicalGrid コントロールにおける Knockout ライブラリのサポートは、開発者が Knockout ライブラリとその宣言構文を使用して、グリッド コントロールのインスタンスを作成し構成するための簡単な方法を提供することを目的としています。
Knockout のサポートは、Knockout バインディングがページに適用されるときに最初に呼び出されるKnockout 拡張機能として、ページの存続期間中 (ビューモデルへの外部更新が発生した場合) に実装されます。
Knockout 管理データ構造にバインドされる igHierarchicalGrid のインスタンスを作成するには、igHierarchicalGrid 構成オプションを table 要素のデータバインド属性に指定する必要があります。これにより、JavaScript を使用してコントロールを作成する場合と同様に、指定された要素の位置にグリッドが描画されます。このオプションを構成する方法の詳細は、以下の Knockout を使用した igHierarchicalGrid の構成のセクションを参照してください。また、data-bind 属性を使用して、ビジネス ケースに関連する他の igGrid オプションのいずれかを指定することもできます。
igHierarchicalGrid で igGrid Knockout 機能拡張を使用すると、行の編集、追加、削除により igHierarchicalGrid データが変更されるたびに、機能拡張は observable に通知して、対応するすべてのビューを更新します。また、いくつかの外部ビューが更新されると、拡張機能の監視可能機能により igHierarchicalGrid データが更新されるようになります。
以下の表は、これらのタスクを管理する各プロパティに対し Knockout 使用シナリオに関連する igHierarchicalGrid コントロールの構成タスクをマップします。
| 構成タスク | 必須 | 詳細 | プロパティ |
|---|---|---|---|
| ビューモデル オブジェクトのフィールドを列キーにバインド | はい | バインディングは指定するグリッド列の key プロパティが必要です。これにより、グリッドとビューモデルの間でデータを交換できます。 | column.key |
| データソースの指定 | はい | データソース オプションを監視可能データに設定します。 | dataSource |
| 列レイアウトの指定 | はい | columnLayouts オプションが指定されます。 | columnLayouts |
以下の例は、Knockout で observable と定義された ビューモデル オブジェクトにバインドされる igHierarchicalGrid コントロールの基本構成を示します。
この実装では、階層グリッドの親/子レイアウトの最初の行は標準の TwoWay バインディングによってバインドされます。
以下は、その他の役立つトピックです。
以下に、このトピックに関連する追加情報を示します (Infragistics のコンテンツ ファミリー以外でもご利用いただけます)。
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