バージョン

スケールの構成 (igRadialGauge)

トピックの概要

目的

このトピックでは、igRadialGauge™ コントロールのスケールの概念的な概要を提供します。スケールのプロパティについて説明し、スケールの実装方法の例も示します。

前提条件

このトピックを理解するために、以下のトピックを参照することをお勧めします。

  • igRadialGauge: このセクションでは、igRadialGauge™ コントロールおよびその主要機能の概要を説明します。

  • igRadialGauge の追加: このトピックではコード例を使用して、igRadialGauge™ コントロールをページに追加する方法を説明します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

スケールの概要

スケールの概要

スケールはゲージの値を視覚的に示すために使用され、igRadialGauge コントロールで値の範囲を定義します。目盛と範囲はすべて要素で、スケールに追加できます。

プレビュー

以下の画像は、スケールを追加した igRadialGauge コントロールのプレビューです。

スケールのプロパティ

スケールのプロパティの概要

以下の表で、igRadialGauge コントロールのスケールに関連するプロパティを簡単に説明します。

プロパティ名 プロパティ タイプ 説明
scaleStartExtent double ゲージの中心から測定される、スケールの開始位置を決定します。このプロパティの値の範囲は 0 から 1 です。 このプロパティの値を、scaleEndExtent プロパティよりも大きく設定すると、開始範囲はデフォルト設定されている実際の scaleEndExtent 値に戻ります。
scaleEndExtent double ゲージの中心から測定される、スケールの終了位置を決定します。このプロパティの値の範囲は 0 から 1 です。 このプロパティの値を、scaleStartExtent プロパティよりも小さく設定すると、終了範囲はデフォルト設定されている実際の scaleStartExtent 値に戻ります。
scaleStartAngle double スケールの開始角度を度数で指定します。
scaleEndAngle double スケールの終了角度を度数で指定します。
scaleOversweep double スケールが両方向で、開始と終了の値を越えて移動する余分なスペース (度数) の値を指定します。値を 0 より大きい値に設定する必要があります。デフォルト値は 3 です。
scaleBrush brush スケールの背景の塗りつぶし使用するブラシを指定します。
scaleSweepDirection sweepDirection スケールの移動を時計周りまたは反時計回りに指定します。
scaleOversweepShape radialGaugeScaleOversweepShape
circular 図形の終了部分を描く角度を大きくします。
fitted 外部アークと内部アークの角度を大きくします。ただし、scaleOversweep プロパティが 0 に設定された場合、スケール図形の接続線を平衡に保持するように内部アークの角度をより大きくします。
auto プロパティのデフォルト設定が Auto の場合は背景図形が自動的に決定され、それに応じて scaleOversweep プロパティを設定します。

このプロパティを Circular に設定し、backingShape プロパティの値を Fitted に設定した場合、スケールと背景図形のアークとの間に目視できるギャップが表示されます。 スケールをゲージの背景領域と正しく揃えるには、scaleOversweep プロパティと backingShape プロパティを同じ値に設定する必要があります。

スケールの構成

以下のスクリーンショットは、スケール プロパティを以下のように構成して igRadialGauge を描画する方法を示します。

プロパティ
scaleStartExtent 0.5
scaleEndExtent 0.4
scaleOversweep 15
scaleSweepDirection counterclockwise

以下のコードはこの例を実装します。

JavaScript の場合:

js $("#gauge").igRadialGauge({ width: "400px", height: "400px", scaleStartExtent: 0.5, scaleEndExtent: 0.4, scaleOversweep: 15, scaleSweepDirection: "counterclockwise" });

関連コンテンツ

トピック

このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。

  • igRadialGauge の追加: このトピックではコード例を使用して、igRadialGauge™ コントロールを jQuery アプリケーションに追加する方法を説明します。

  • 背景の構成 (igRadialGauge): このトピックでは、igRadialGauge™ コントロールのバッキング機能の概念的な概要を提供します。バッキング領域のプロパティについて説明し、実装例を提供します。

  • ラベルの構成 (igRadialGauge): このトピックでは、igRadialGauge™ コントロールを使用したラベルの概念的な概要を提供します。ラベルのプロパティについて説明し、ラベルの構成方法の例も示します。

  • 針の構成 (igRadialGauge): このトピックでは、igRadialGauge™ コントロールを使用した針の概念的な概要を提供します。針のプロパティについて説明し、針の構成方法の例も示します。

  • 範囲の構成 (igRadialGauge): このトピックでは、igRadialGauge™ コントロールの範囲の概念的な概要を提供します。範囲のプロパティについて説明し、範囲をラジアル ゲージに追加する方法の例も示します。

  • 目盛の構成 (igRadialGauge): このトピックでは、igRadialGauge™ コントロールを使用した目盛の概念的な概要を提供します。目盛のプロパティについて説明し、目盛の実装方法の例を示します。

サンプル

このトピックについては、以下のサンプルも参照してください。

  • API の使用: ボタンおよび API ビューアーが igRadialGauge の針のメソッドを紹介します。ボタンをクリックすると、ランタイムで針の値を変更するか、針の現在値を取得できます。

  • ゲージのアニメーション: このサンプルは、transitionDuration プロパティを設定してラジアル ゲージを簡単にアニメーション化する方法を紹介します。

  • ゲージ針: ポインターとして表示される針は、スケールで単一の値を示します。以下のオプション ペインでラジアル ゲージコントロールの針を操作できます。

  • ラベル設定: このサンプルは、ラジアル ゲージ コントロールのラベル設定の方法を紹介します。スライダーを使用して、labelInterval および labelExtent プロパティのラベルへの影響を確認できます。

  • 針のドラッグ: このサンプルは、Mouse イベントを使用してラジアル ゲージ コントロールの針をドラッグする方法を紹介します。

  • 範囲: 範囲は、スケールで値の指定した領域を強調表示する視覚的な要素です。オプション ペインを使用してラジアルゲージコントロールの Range プロパティを設定できます。

  • スケールの設定: スケールは、ラジアル ゲージで値の範囲を定義します。オプション ペインを使用してラジアルゲージコントロールの Scale プロパティを設定できます。

  • 目盛: ゲージの目盛をユーザーが指定した間隔で表示できます。オプション ペインを使用してラジアル ゲージ コントロールの目盛プロパティを設定できます。

オンラインで表示: GitHub