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シリーズ ブラシの構成 (igShapeChart)

このトピックではコード例を使用して、igShapeChart コントロールのブラシ プロパティを構成する方法を説明します。

前提条件

本トピックの理解を深めるために、以下のトピックを参照することをお勧めします。

  • igShapeChart の概要: このトピックは、主要機能、最小要件およびユーザー機能性など、igShapeChart コントロールの概念的な情報を提供します。
  • igShapeChart を使用した作業の開始: このトピックでは、コード例を使用して igShapeChart をアプリケーションに追加する方法を説明します。

このトピックの内容

プロパティの設定

igShapeChart コントロールには、チャートのシリーズ ブラシおよびシリーズのマーカーを設定するためのプロパティが複数あります。以下はプロパティの詳細です。

プロパティ名 説明
Brushes 主シリーズ塗りつぶしや線のパレットの決定に使用されるブラシ コレクションを取得または設定します。
Outlines チャートのシリーズ アウトラインのパレットの決定に使用されるブラシ コレクションを取得または設定します。このコレクションは、Polyline を使用する際にプライマリ シリーズの色を決定するか、Polygon ChartType 列挙体のストローク色を決定する場合に便利です。
MarkerBrushes チャートのシリーズに表示されるマーカー パレットの決定に使用されるブラシ コレクションを取得または設定します。Bubble や Point などのマーカー専用 ChartType 列挙体は、このブラシ コレクションがシリーズの原色を構成します。
MarkerOutlines チャートの各シリーズに表示されるマーカーのアウター ストロークのパレットの決定に使用されるブラシ コレクションを取得または設定します。Bubble や Point などのマーカー専用 ChartType 列挙体は、このブラシ コレクションがシリーズのアウターストロークを構成します。

シリーズ ブラシのコード例

以下は、多角形 ChartTypeBrushes および Outlines プロパティを使用したコード例です。以下のコレクションはコード スニペットのデータソースとして使用されます。

HTML の場合:

<script>

    var data = [[GetRectShapes(10, 10)], [GetRectShapes(10, 40)], [GetRectShapes(10, 70)]];

    $(function () {
        $("#shapeChart").igShapeChart({
            chartType: "polygon",
            dataSource: data,
            brushes: ["#9FB328", "#FF9800", "#2E9CA6"],
            outlines: ["#7446B9", "#F96232", "#DC3F76"],
            thickness: 4,
            width: "600px",
            height: "400px",
            xAxisMinimumValue: 0,
            xAxisMaximumValue: 100,
            yAxisMinimumValue: 0,
            yAxisMaximumValue: 100,
        });
    });

    function GetRectShapes(x, y) {             
        x = x || 0;
        y = y || 0;
        var shapes = [
        { "value": 5, "radius": 5, "x": x + 10, "y": y + 10, "points": [getRectPoints(x, y)] },
        { "value": 50, "radius": 50, "x": x + 40, "y": y + 10, "points": [getRectPoints(x + 50, y)] }];                

        return shapes;
    }

    function getRectPoints(x, y) {
        return [
        { "x": x, "y": y },
        { "x": x + 30, "y": y },
        { "x": x + 30, "y": y + 20 },
        { "x": x, "y": y + 20 },
        { "x": x, "y": y }];
    }

</script>

上記の手順を実行すると、igShapeChart コントロールは以下のようになります。

マーカー ブラシのコード例

以下は、バブル ChartTypeMarkerBrushes および MarkerOutlines プロパティを使用したコード例です。以下のコレクションはコード スニペットのデータソースとして使用されます。

HTML の場合:

<script>

    var data = [[GetBubbleData(20, 20, 10)], [GetBubbleData(40, 20, 10)], [GetBubbleData(60, 20, 10)]];

    $(function () {
        $("#shapeChart").igShapeChart({
            chartType: "bubble",
            dataSource: data,
            markerBrushes: ["#9FB328", "#FF9800", "#2E9CA6"],
            markerOutlines: ["#7446B9", "#F96232", "#DC3F76"],
            thickness: 4,
            width: "600px",
            height: "400px",
            xAxisMinimumValue: 0,
            xAxisMaximumValue: 80,
            yAxisMinimumValue: 0,
            yAxisMaximumValue: 60,
        });
    });

    function GetBubbleData(x, y, r)
    {
        var list = [
        { "X": x, "Y": y, "Radius": r },
        { "X": x, "Y": y+10, "Radius": r + 15 },
        { "X": x, "Y": y+20, "Radius": r + 30 }];

        return list;
    };

</script>

上記の手順を実行すると、igShapeChart コントロールは以下のようになります。

関連コンテンツ

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