このトピックは、多次元 (OLAP) データ セットからの KPI データが Ignite UI for jQuery™ で視覚化される状態を概念的に説明します。KPI を視覚化する Ignite UI for jQuery コントロールは、igPivotDataSelector
™ および igPivotGrid
™ にあります。
以下の表は、このトピックを理解するための前提条件として必要な記事を示しています。
外部リソース
このトピックは、以下のセクションで構成されます。
KPI (Key Performance Indicator: キー パフォーマンス インジケーター) とは、パフォーマンス管理の特定のタイプを表す用語です。KPI は個別のニーズ (アプリケーションのフィールド) によって変化し、目標に対する進捗や時間軸での傾向など、組織の重要なメトリックスに関する情報を提供します。
OLAP サービスでは、KPI は特定のメジャー グループについて計算されたデータを使用します。データは、分析サービス データをホストする OLAP サーバーで定義されています。このデータは igPivotDataSelector
に表示され、igPivotGrid
コントロールでグラフィックとして視覚化できます。
igPivotDataSelector
コントロールには、サーバーで計算された KPI メンバーが含まれる別のフォルダーが表示されます。
igPivotGrid は、KPI またはその実際の値をグラフィックで表示します。
各 KPI は、メタデータ ツリーからピボット グリッドのメジャー領域にドラッグ アンド ドロップする、またはプログラムでメジャー コレクションに追加すると、igPivotGrid で視覚化できます。
igPivotDataSelector
/igPivotGrid
の KPI のグラフィック表現および値として描画する機能は、igOlapXmlaDataSource
™ コンポーネントにより提供されます。(KPI 項目はグラフィック表現での描画および値表示のいずれでも表示できますが、同時に両方の表現で表示することはできません。)
グラフィック表現では、アイコンのような画像で KPI 項目またはそのメタデータ項目の状態を象徴的に表現します。グラフィック表現のグループは、サーバーで定義されています。
コンポーネントへのデータのフィード時に、インジケーターはデフォルトで KPIs という名前のフォルダーの igPivotDataSelector
に表示されます。データ セレクターのツリーに表示される KPI サブフォルダーの階層は、サーバーから提供されたメタデータ情報により構築されます。
各 KPI 項目には、以下のメタデータ項目が含まれています。
KPI メタ項目が igPivotGrid
に表示される方法は、サーバーで定義されたグラフィック タイプに応じて決定されます。
KPI は、 (以下の画像の 1) という名前のルート項目フォルダー および基本ディレクトリの下に一覧表示される各 KPI 項目 (2) の igPivotGrid
のデータ セレクターに表示されます。さまざまな KPI メンバー項目 (3) は、それぞれの親 KPI 項目の下にあります。
メジャー アイコン (以下の画像の 4) は、値または目標のための KPI メンバーを示すために使用されます (メンバーがメジャーのみで評価される場合)。メジャー名 (5) は、項目タイプを示すラベルの後ろの括弧内に表示されます。
このトピックについては、以下のサンプルも参照してください。
igPivotGrid
を igOlapXmlaDataSource
にバインドし、選択のために igPivotDataSelector
を使用します。2014 年 1 月以降のリリースでは、igPivotGrid
は OLAP キューブからの KPI の視覚化をサポートします。オンラインで表示: GitHub