このトピックでは、igRadialGauge
™ コントロールを使用した針の概念的な概要を提供します。針のプロパティについて説明し、針の構成方法の例も示します。
このトピックを理解するために、以下のトピックを参照することをお勧めします。
igRadialGauge: このセクションでは、igRadialGauge
™ コントロールおよびその主要機能の概要を説明します。
igRadialGauge の追加: このトピックではコード例を使用して、igRadialGauge
™ コントロールをページに追加する方法を説明します。
このトピックは、以下のセクションで構成されます。
ゲージの針は、ゲージの設定値を表すために使用される視覚要素で、針キャップのオーバーレイまたはアンダーレイなどのゲージの針のピボット ポイントで構成されます。サポートされている針の図形とキャップは、needleShape
と needlePivotShape
プロパティで設定します。さまざまな針の図形やピボット図形の表示については、針のサンプルを参照してください。
以下の画像は、value プロパティを 60 に設定した場合の igRadialGauge
コントロールのプレビューです。
以下の表で、igRadialGauge
コントロールの針に関連したプロパティを簡単に説明します。
プロパティ名 | プロパティ タイプ | 説明 |
---|---|---|
value
|
double
|
針が指すゲージの値を決定します。 |
needleStartExtent
|
double
|
ゲージの中心から測定される、針の開始位置を決定します。このプロパティの値の範囲は -1 から 1 です。 |
needleEndExtent
|
double
|
ゲージの中心から測定される、針の終了位置を決定します。このプロパティの値の範囲は -1 から 1 です。 |
needleStartWidthRatio
|
double
|
針のポイント部分の幅を決定します。このプロパティの値の範囲は 0 から 1 です。 |
needleEndWidthRatio
|
double
|
針の基部の部分の幅を決定します。このプロパティの値の範囲は 0 から 1 です。
needleShape プロパティの以下のいずれかの値が設定されていない限り、効果は表示されません。
|
needleShape
|
radialGaugeNeedleShape
|
事前定義された針の図形から使用する図形を決定します。
|
needlePivotShape
|
radialGaugePivotShape
|
針に使用するピボットの形を決定します。
以下に設定できます。
|
needleBrush
|
brush
|
ゲージの針のブラシを決定します。 |
needleOutline
|
brush
|
アウトラインの針に使用するブラシを決定します。 |
needlePivotBrush
|
brush
|
針のピボット図形の塗りブラシを決定します。このピボット ブラシは、オーバーレイまたはアンダーレイを描画するピボット図形にのみ適用されます。この設定はそれ以外のピボット図形には効果がありません。 |
needlePivotOutline
|
brush
|
針のピボット図形のアウトラインのブラシを決定します。このピボット ブラシは、オーバーレイまたはアンダーレイを描画するピボット図形にのみ適用されます。この設定はそれ以外のピボット図形には効果がありません。 |
以下のスクリーンショットは、以下の設定の結果、針のプロパティを使用した igRadialGauge
コントロールの外観がどのようになるか示しています。
プロパティ | 値 |
---|---|
value |
60 |
needleEndExtent |
0.5 |
needleShape |
rectangle |
pivotShape |
circleWithHole |
以下のコードはこの例を実装します。
JavaScript の場合:
js $("#gauge").igRadialGauge({
width: "400px",
height: "400px",
value: 60,
endExtent: 0.5,
needleShape: "rectangle",
needlePivotShape: "circleWithHole"
});
このトピックの追加情報については、以下のトピックも合わせてご参照ください。
igRadialGauge の追加: このトピックではコード例を使用して、igRadialGauge
™ コントロールを jQuery アプリケーションに追加する方法を説明します。
背景の構成 (igRadialGauge): このトピックでは、igRadialGauge
™ コントロールのバッキング機能の概念的な概要を提供します。バッキング領域のプロパティについて説明し、実装例を提供します。
ラベルの構成 (igRadialGauge): このトピックでは、igRadialGauge
™ コントロールを使用したラベルの概念的な概要を提供します。ラベルのプロパティについて説明し、ラベルの構成方法の例も示します。
範囲の構成 (igRadialGauge): このトピックでは、igRadialGauge
™ コントロールの範囲の概念的な概要を提供します。範囲のプロパティについて説明し、範囲をラジアル ゲージに追加する方法の例も示します。
スケールの構成 (igRadialGauge): このトピックでは、igRadialGauge
™ コントロールのスケールの概念的な概要を提供します。スケールのプロパティについて説明し、スケールの実装方法の例も示します。
目盛の構成 (igRadialGauge): このトピックでは、igRadialGauge
™ コントロールを使用した目盛の概念的な概要を提供します。目盛のプロパティについて説明し、目盛の実装方法の例を示します。
このトピックについては、以下のサンプルも参照してください。
API の使用: ボタンおよび API ビューアーが igRadialGauge
の針のメソッドを紹介します。ボタンをクリックすると、ランタイムで針の値を変更するか、針の現在値を取得できます。
ゲージのアニメーション: このサンプルは、transitionDuration
プロパティを設定してラジアル ゲージを簡単にアニメーション化する方法を紹介します。
ゲージ針: ポインターとして表示される針は、スケールで単一の値を示します。以下のオプション ペインでラジアル ゲージコントロールの針を操作できます。
ラベル設定: このサンプルは、ラジアル ゲージ コントロールのラベル設定の方法を紹介します。スライダーを使用して、labelInterval
および labelExtent
プロパティのラベルへの影響を確認できます。
針のドラッグ: このサンプルは、isNeedleDraggingEnabled プロパティを使用してラジアル ゲージ コントロールの針をドラッグする方法を紹介します。
範囲: 範囲は、スケールで値の指定した領域を強調表示する視覚的な要素です。オプション ペインを使用してラジアルゲージコントロールの Range プロパティを設定できます。
スケールの設定: スケールは、ラジアル ゲージで値の範囲を定義します。オプション ペインを使用してラジアルゲージコントロールの Scale プロパティを設定できます。
目盛: ゲージの目盛をユーザーが指定した間隔で表示できます。オプション ペインを使用してラジアル ゲージ コントロールの目盛プロパティを設定できます。
オンラインで表示: GitHub