このトピックでは、Ignite UI™ 2018 Volume 1 リリースのコントロールと新機能および拡張機能を紹介します。
以下の表は、2018 Volume 1 リリースの新機能の概要です。機能の詳細については表の下をご覧ください。
機能 | 説明 |
---|---|
並べ替え | Worksheet レベルの並べ替え。 |
条件付き書式 | Worksheet で条件付き書式の表示のサポート。 |
ワークシート フィルタリング | ワークシート レベル フィルターが追加されました。 |
表の機能拡張 | 複数の機能拡張が追加されました。 |
機能 | 説明 |
---|---|
条件付き書式 | 条件付き書式の作成、保存、読み込みのサポート。 |
ワークシートのフィルター処理と並べ替え | ワークシート レベルのフィルター処理と並べ替えが追加されました。 |
サポートされるその他の Excel 関数 | サポートされる Excel 関数が追加されました。 |
機能 | 説明 |
---|---|
ファイナンシャル チャート | このリリースではファイナンシャル チャートが追加されました。 |
機能 | 説明 |
---|---|
タイムピッカー | igTimePicker コントロールは、時間のみの入力を表示します。ドロップダウンは時:分の値をリストします。 |
機能 | 説明 |
---|---|
複数ファイルのアップロードで単一の要求を使用 | コントロールで単一の HTTP 要求を使用して複数のファイルをアップロードできます。 |
条件付き書式は、セル値に基づいてセルに色、アイコン、またはデータ バーなどの書式設定を適用します。条件付き書式ルールを作成する必要があります。たとえば、条件付き書式ルールは、値が $2000 より小さい場合、セルの色を赤に設定します。このルールを適用する場合、$2000 より小さい値を持つセルを簡単に表示できます。
WorksheetTable のエンジンに並べ替えおよびフィルタリングのサポートがあります。Excel では、ワークシートでテーブル以外に並べ替えおよびフィルタリングが可能な単一の領域を定義できます。また、ワークシートで並べ替えたその他の領域を定義できます。したがって、ワークシート レベル並べ替えおよびフィルタリング操作のサポートを Excel Engine に追加しました。また、アイコン並べ替え/フィルタリング クラスを公開しました。以前アイコンはアイコン セットの条件付き書式で指定していましたが、条件付き書式はサポートされていなかったために内部仕様でした。
100 個以上の新しい関数を Excel Engine に追加しました。
このリリースでは、igSpreadsheet コントロールおよび Excel エンジンで Worksheet オブジェクトに並べ替え機能を追加しました。列または行を昇順または降順に並べ替えることができます。
Excel Engine に条件付き書式機能が追加されたことにより、この機能をスプレッドシートでも使用できます。スプレッドシートは Microsoft Excel に利用可能なすべての条件付き書式機能の描画をサポートします。Microsoft Excel に複数の定義済みスタイル (プリセット) があります。これを使用すると、条件付き書式をデータにすばやく適用できます。3 つのカテゴリにグループ化されます。
ワークシートの情報をフィルタリングして値をすばやく見つけることができます。1 列以上のデータをフィルターでき、表示する項目だけでなく除外する項目もフィルター設定できます。リストの選択に基づいてフィルタリング、または特定のフィルターを作成して必要なデータのみ表示できます。データのフィルター時、1 列以上の値がフィルター条件に合わない場合、すべての行が非表示になります。数値またはテキスト値をフィルター、あるいは背景やテキストに色書式を適用したセルの色でフィルターできます。
igSpreadsheet のセルのコンキスト メニューでフィルター オプションを使用できます。フィルター適用後、ユーザーはフィルター ドロップダウンでカスタム フィルター オプションを選択し、その他のフィルタリング オプションのあるフィルタードロップダウンを開くことができます。
WorksheetTable のヘッダーとワークシート レベルのフィルタリング領域のヘッダー セルにフィルター関連メニューを表示するドロップダウン ボタンを表示します。ボタンは並べ替えとフィルター、ツールチップは列のフィルターを表示します。メニューは並べ替えとフィルタリングのオプションを表示します。フィルター オプションは、Excel と同様に列のデータ タイプに依存しません。以下のいずれかが表示されます。
表は、ソース選択がテーブル全体を含む場合にコピーされます。テーブル全体 (セルでクリック、ctrl+a を数回押下) を選択、クリップボードにコピー、貼り付けます。これで表のコピーが作成されました。WorksheetTable 内で貼り付けした場合、自動的に表を展開して貼り付け領域を含みます。
WorksheetTable の右端/下端に直ちに合わせるために入力または編集した場合、表を展開 (Excel と同様の個別の処理の取り消し不可) します。
表内のタブ ナビゲーションは、次行または前行にラップするテーブル内をナビゲーションします。Excel 同様、表の最後の表示セルからタブしたときに表が自動的に展開されます。
Excel で表の集計行がアクティブな場合、ドロップダウン ボタンが表示されて表に共通の数式を選択できます。Excel ではその他の数式を選択するためのダイアログを表示するオプションがあります。ドロップダウン ボタンをクリックまたはセルがアクティブなときに Alt+Down を押して表示できます。
コンテキスト メニュー項目が追加されました。行列を表に挿入や追加、表の行列の選択、集計行の切り替え、表を範囲に変換を追加がメニュー項目に含まれます。
表のセル コンテキストは、アクティブ セルが WorksheetTable の一部である場合に表示される以外はセル コンテキスト メニューと同様です。新しいメニューには、表に影響する新しいコマンドがあります。ActiveTable および ActiveCell が表の一部として公開されました。
Excel では、値を明示的なリスト、または値を含むセルの範囲にポイントを含むセルのリスト データ入力規則と呼ばれる特別なデータ入力規則タイプを定義できます。セル ドロップダウンを表示するかどうかを確認するオプションがあります。Excel エンジンではデータ入力規則クラスをサポートし、スプレッドシートでも編集時に入力規則を使用していますが、有効な値一覧は公開していませんでした。本リリースではエンドユーザーに一覧を公開します。ドロップダウン ボタンの表示をサポート (ShowDropdown が true の場合) し、値のドロップダウン リストを表示します。ドロップダウン ボタンをクリックまたはセルがアクティブなときに Alt+Down を押して表示できます。
セル ドロップダウンを表示する方法は 2 通りあり、セルのコンテキスト メニューの [ドロップダウン リストから選択] または Alt+Down で表示できます。アクティブ セルの真上または真下にテキスト/文字列の値のドロップダウンを表示します。そのため、リスト データの検証のようにはリストのコンテンツを明示的に定義しません。注: igSpreadsheet は Excel とは異なり、このドロップダウンは編集時には表示されません。Excel 同様、数値を無視して空白や境界などで停止します。
igFinancialChart は軽量で高パフォーマンスなチャートです。このチャートは、シンプルで直感的な API を使用した財務データの表示を簡単に構成できます。データ (コレクションまたはコレクションのコレクション) をバインドするだけで後の作業はチャートがすべて行います。チャートを使用してデータを可視化する複数方法を提供します。価格およびボリュームに複数の表示モードおよび財務指標の大量を提供します。チャートにデータ コンテキストを表示するためにラベルの書式設定を使用します。
igTimePicker コントロールでは、時刻のみの入力と指定した時刻:分の値を含むドロップダウンのあるエディターを使用できます。デフォルトでリストされる時間値は 30 分のデルタです。igTimePicker 入力および表示書式設定の構成が可能で、コントロールはデフォルトで 12 時間形式を使用します。
useSingleRequest
オプションは、複数のファイル アップロード処理を構成するために使用します。
オンラインで表示: GitHub