以下の表で、igCombo
コントロールの既知の問題点と制限事項を簡単に説明します。以下の表は、一部の問題の詳細な説明とその回避策を示します。
凡例 | |
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回避策 |
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既知の回避策はありません |
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修正予定です |
問題 | 説明 | 状態 |
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IE9 以前のバージョンで placeHolder テキストがプレビューされない | 入力プレースホルダーは、IE9 以前では単に無視されます。 | ![]() |
仮想化が有効な場合、すべての ItemTemplate 要素は同じ高さでなければならない | スクロールバーでずれの問題が発生することがあります。 | ![]() |
グループ化および仮想化が使用される場合、項目が正しく描画されない可能性があります | 下へスクロールすると、項目は正しく追加されません。 | ![]() |
loadOnDemand が使用される場合、initialSelectedItems オプションは正しく操作しません。 | 項目がコンボにより読み込まれたページにない場合、最初の選択は表示されません。 | ![]() |
オートコンプリート機能を使用する場合、IME を使用した日本語入力で Backspace キーおよび ESC キーが正しく動作しなくなります | igCombo は日本語の構成機能を提供しますが、ブラウザー (Firefox 以外) によって規格の動作と異なります。 | ![]() |
HTML5 は input
要素に placeholder
属性を導入し、デフォルトのテキストをグレーで表示できるようにしましたが、入力プレースホルダーは IE9 以前では単に無視されます。理由は、IE がそれをサポートしていないからです。
virtualization
で itemTemplate
が有効な場合、スクロールバーでずれの問題が発生することがあります。たとえば、最後に表示される項目が一部表示されないことがあります。
回避方法
項目テンプレートに対して以下のように height
を設定すると、この問題を回避できる可能性があります。
<script type="text/javascript">
$('#combo1').igCombo({
filteringType: "remote",
responseDataKey:"d.results",
dataSource: "http://igniteui.com/api/employees?callback=?",
valueKey: "ID",
textKey: "Name",
visibleItemsCount: 5,
virtualization: true,
itemTemplate: "<div class='comboItemContainer' style='height:100px'>" +
"<div class='empInfo'>" +
"<span class='empName'>${Name}</span>" +
"<p>${BirthDate}</p>" +
"<div>${Address}</div>" +
"</div>" +
"</div>"
});
</script>
項目リストでスクロールすると、グループ化された項目がある場合、リスト項目が正しく描画されないか、描画されない場合があります。
項目がコンボにより読み込まれたページ (最初の 16 項目など) にない場合、最初の選択は表示されません。まだ読み込まれていない項目のテキストを取得できないため、コンボの入力フィールドにそのテキストを設定できません。
igCombo は日本語の構成機能を提供しますが、ブラウザー (Firefox 以外) によって規格の動作と異なります。igCombo のオートコンプリート機能がアクティブなときに日本語の文字を入力中に Backspace キーを押した場合、最後の文字が削除される、あるいは ESC キーの場合はすべての文字を削除します。現在、Backspace キーおよびESC キーの押下によって IME を使用して入力した日本語文字が確定されてしまいます。ただし、これらのキーを 2 度目に使用する場合は正しく動作します。
オンラインで表示: GitHub