このトピックでは、igPieChart
™ コントロールの選択機能の有効化および使用方法について説明します。
このトピックは、以下のセクションで構成されます。
このトピックは、ユーザーがデータ バインディング トピックを既に読んでいることを前提とし、初めにそのコードを使用します。
デフォルトで、円チャートはマウス クリックによるスライス選択をサポートします。選択されたスライスは、'selectedItem' プロパティで取得します。以下の画像にあるように、選択されたスライスは強調表示されます。
円チャートのモードは selectionMode
プロパティで設定します。デフォルトは Single です。選択機能を無効化するためにはプロパティを Manual に設定します。
以下のコード例では、選択機能を無効化する方法を示します。
JavaScript の場合:
$(function () {
$("#chart").igPieChart({
dataSource: data,
dataValue: "Pop2008",
dataLabel: "CountryName",
labelsPosition: "bestFit",
selectionMode: "manual",
}
});
円チャートは、選択モードを 3 つサポートします。
Single モードに設定すると、一度に 1 つのスライスのみ選択します。他のスライスを選択すると、最初に選択したスライスは選択解除され、新しいスライスが選択されます。
Multiple モードに設定すると、一度に複数のスライスを選択します。スライスをクリックするとスライスが選択され、他のスライスをクリックすると、最初のスライスも、新しくクリックしたスライスも選択されます。
Manual モードに設定すると、選択は無効化されます。
円チャートには、選択機能に関連する 4 つのイベントがあります。
selectedItemChanging
selectedItemChanged
selectedItemsChanging
selectedItemsChanged
「Changing」で終わるイベントはキャンセル可能なイベントです。すなわち、イベント引数プロパティ Cancel を true に設定することで、スライスの選択を停止します。True に設定すると、関連付けられたプロパティは更新されず、その結果スライスは選択されません。この設定はたとえば、スライスのデータによって一定のスライスの選択を無効化する場合に使用します。
JavaScript の場合:
$(function () {
$("#chart").igPieChart({
dataSource: data,
dataValue: "Pop2008",
dataLabel: "CountryName",
labelsPosition: "bestFit",
selectedItemChanging: function (evt, ui) {
ui.cancel;
}
}
});
「その他」スライスをクリックすると、 pieSliceOthersContext
オブジェクトが返されます。オブジェクトは、「その他」スライスに含まれるデータ項目のリストがあります。
データ バインディング (igPieChart): このトピックでは、さまざまなデータ ソースを igPieChart
™ コントロールにバインドする方法を説明します。
jQuery および MVC API リファレンス リンク (igPieChart): このトピックは、igDataChart
™ の jQuery および Ignite UI for MVC クラスのたえの API マニュアルへのリンクを提供します。
igPieChart にテーマを設定する: スタイルを用い、igPieChart
™ にテーマを適用する方法を説明します。
オンラインで表示: GitHub