ig.excel.IconCriterion
備考
このクラスは、このインスタンスによって定義されるしきい値の関連する条件のデフォルト動作をオーバーライドする機能を提供します。
たとえば、このしきい値にあるセル値に表示されるアイコンは IconSetConditionalFormat.iconSet の値によって決定されますが、IconCriterion.icon プロパティを使用してオーバーライドできます。
同様に、この条件の value のデフォルト単位はパーセンテージですが、ConditionValue.valueType プロパティを使用してオーバーライドできます。たとえば、値の単位を指定した数値として定義するには、ValueType プロパティを Number に設定します。
このしきい値の値が親条件でしきい値の合計数に基づいて定義されます。3 つのしきい値がある IconSetConditionalFormat.iconSet 値の場合、有効なな値がしきい値に基づくため、各しきい値が関連する範囲の 33% を表します。CriterionBase.value プロパティを使用してオーバーライドできます。たとえば、ValueType プロパティを Number に設定し、Value プロパティを特定の数値に設定すると、親条件に定義される動作をオーバーライドし、しきい値を指定した数値に設定します。
このため、IconCriterion.icon、ConditionValue.value、および ConditionValue.valueType プロパティは null 値をサポートし、デフォルトで null に設定されます。これは親条件に「設定されない」意味があるため、しきい値の条件が親条件によって決定されます。
依存関係
-
comparison
- .comparison( );
- 返却型:
- ig.excel.ThresholdComparison
- 返却型の説明:
- ThresholdComparison を返します。
セル値をこのインスタンスの value と比較するときに「より大きい」または「以上」の比較が使用されるかどうかを決定する IconCriterion.comparison を返します。
-
comparison
- .comparison( value:ig.excel.ThresholdComparison );
- 返却型:
- ig.excel.ThresholdComparison
- 返却型の説明:
- ThresholdComparison を返します。
セル値をこのインスタンスの value と比較するときに「より大きい」または「以上」の比較が使用されるかどうかを決定する IconCriterion.comparison を返します。
- value
- タイプ:ig.excel.ThresholdComparison
-
formula
継承- .formula( );
- 返却型:
- ig.excel.Formula
- 返却型の説明:
- Formula を返します。
セル値が関連する条件に合うかどうかを設定する数式を返します。
備考
このプロパティは、CriterionBase.valueType プロパティが Formula に設定されている場合にだけ適用可能です。
数式を割り当てるには、CriterionBase.setFormula メソッドを使用します。
-
icon
- .icon( );
- 返却型:
- ig.excel.FormatConditionIcon
- 返却型の説明:
- FormatConditionIcon を返します。
IconSetConditionalFormat.iconSet および IconCriterion.index プロパティによって定義されるこのしきい値に表示されるアイコンを識別する FormatConditionIcon 値を返します。
備考
デフォルトで、このしきい値に表示されるアイコンが IconSetConditionalFormat.iconSet プロパティの値で親条件によって定義されます。
このプロパティは親条件によって定義されるデフォルト アイコンをオーバーライドする方法を提供します。
このプロパティのデフォルト値は親条件およびこのインスタンスの Threshold によって定義される IconSet に基づいた適切な値です。
-
icon
- .icon( value:ig.excel.FormatConditionIcon );
- 返却型:
- ig.excel.FormatConditionIcon
- 返却型の説明:
- FormatConditionIcon を返します。
IconSetConditionalFormat.iconSet および IconCriterion.index プロパティによって定義されるこのしきい値に表示されるアイコンを識別する FormatConditionIcon 値を返します。
- value
- タイプ:ig.excel.FormatConditionIcon
備考
デフォルトで、このしきい値に表示されるアイコンが IconSetConditionalFormat.iconSet プロパティの値で親条件によって定義されます。
このプロパティは親条件によって定義されるデフォルト アイコンをオーバーライドする方法を提供します。
このプロパティのデフォルト値は親条件およびこのインスタンスの Threshold によって定義される IconSet に基づいた適切な値です。
-
iconSet
- .iconSet( );
- 返却型:
- ig.excel.FormatConditionIconSet
- 返却型の説明:
- FormatConditionIconSet を返します。
このアイコンを含むアイコン セットを識別する FormatConditionIconSet 値を返します (読み取り専用)。
-
setFormula
継承- .setFormula( formula:string, [cellReferenceMode:ig.excel.CellReferenceMode], [valueType:ig.excel.FormatConditionValueType] );
指定した数式を CriterionBase.formula プロパティに割り当て、Formula 値を CriterionBase.valueType プロパティに割り当てます。
- formula
- タイプ:string
- CriterionBase.value プロパティに割り当てる CriterionBase.formula の文字列表現。
- cellReferenceMode
- タイプ:ig.excel.CellReferenceMode
- オプション
- formula パラメーターが A1 または R1C1 式として解析するかどうかを指定する CellReferenceMode 値。このプロパティはオプションで、デフォルト値は null です。この場合、Workbook.cellReferenceMode プロパティが使用されます。
- valueType
- タイプ:ig.excel.FormatConditionValueType
- オプション
- 数式から返された値が使用される方法を指定する FormatConditionValueType 値。このパラメーターはオプションであり、デフォルト値は 'Formula' です。
-
setValue
継承- .setValue( valueType:ig.excel.FormatConditionValueType );
CriterionBase.valueType プロパティを指定した FormatConditionValueType 値に設定します。
- valueType
- タイプ:ig.excel.FormatConditionValueType
- CriterionBase.valueType プロパティの新しい値。
備考
valueType パラメーターを以下の値の 1 つに設定する必要があります。それ以外の場合、例外は発生されます。
- AutomaticLowest
- AutomaticHighest
- LowestValue
- HighestValue
CriterionBase.value プロパティを数値に設定するには、CriterionBase.setValue メソッドを使用します。
CriterionBase.valueType プロパティを Formula に設定するには、CriterionBase.setFormula メソッドを使用します。
-
setValue
継承- .setValue( value:number, valueType:ig.excel.FormatConditionValueType );
CriterionBase.valueType プロパティを指定した FormatConditionValueType 値に設定します。
- value
- タイプ:number
- CriterionBase.value プロパティの新しい値。
- valueType
- タイプ:ig.excel.FormatConditionValueType
- CriterionBase.valueType プロパティの新しい値。
備考
valueType パラメーターを以下の値の 1 つに設定する必要があります。それ以外の場合、例外は発生されます。
- AutomaticLowest
- AutomaticHighest
- LowestValue
- HighestValue
CriterionBase.value プロパティを数値に設定するには、CriterionBase.setValue メソッドを使用します。
CriterionBase.valueType プロパティを Formula に設定するには、CriterionBase.setFormula メソッドを使用します。
-
value
継承- .value( );
このインスタンスの数値を返します。
備考
このプロパティは読み取り専用です。値タイプを割り当てるには、CriterionBase.setValue または CriterionBase.setValue メソッドを使用します。
注: この値の単位は CriterionBase.valueType プロパティによって決定されます。たとえば、ValueType が Number に設定される場合、値は数値として使用されますが、Percentage に設定される場合、パーセンテージとして使用されます。
-
valueType
継承- .valueType( );
- 返却型:
- ig.excel.FormatConditionValueType
- 返却型の説明:
- FormatConditionValueType を返します。
このインスタンスのしきい値が決定される方法を指定する FormatConditionValueType 値を返します。
備考
このプロパティは読み取り専用です。以下の値タイプを割り当てるには、CriterionBase.setValue メソッドを使用します。
- AutomaticLowest
- AutomaticHighest
- LowestValue
- HighestValue
Number、Percentage、または Percentile の値タイプを割り当てるには、CriterionBase.setValue メソッドを使用します。
CriterionBase.formula を割り当てるには、CriterionBase.setFormula メソッドを使用します。