バージョン

行セレクター イベント (igGrid)

目的

このトピックは、igGrid™ の RowSelectors ウィジェットに固有のイベントを説明します。

このトピックの内容

このトピックは、以下のセクションで構成されます。

イベントの概要

RowSelectors ウィジェットに固有なイベントは 3 つあります。(以下の「イベント参照チャート」ブロックを参照してください)。checkBoxStateChanging イベントはキャンセルでき、ハンドラーで false を返す場合に伝達を終了できます。

JavaScript の場合:

$("#grid1").igGrid({
features: [
     {
          name: 'RowSelectors',
          enableCheckBoxes: true,
          checkBoxStateChanging: function (ui, args) {
               return  false;
          }                
     },
     {
         name: 'Selection'
     }
  ]
});

引数のメソッドおよびプロパティのほとんどに、それらが属するグリッドだけでなく、行固有のデータが含まれています。

jQuery および MVC でハンドラーをイベントに添付する

イベントに添付するには、プロパティの定義と同じようにイベントのハンドラーを定義する必要があります。これでイベントをトリガーすると、ハンドラーが呼び出されます。

JavaScript の場合:

$("#grid1").igGrid({
     responseDataKey: 'Records',
     features: [
          {
               name: 'RowSelectors',
                       enableCheckBoxes: true,
               rowSelectorClicked: function(evt, ui) {
                     // Handle event  
               }              },
          {
            name: 'Selection'
          }
     ]
});

MVC でハンドラーを添付する場合、jQuery UI パターンを使用する必要があります。このパターンは、コントロールとイベントの名前を小文字で連結したものです。

JavaScript の場合:

$("#grid1").on("iggridrowselectorsrowselectorclicked", function (evt, ui) {
      // Handle event  
   }
);

注: 詳細については、Ignite UI for jQuery でイベントの使用を参照してください。

イベント参照チャート

イベント 説明 キャンセル可能
rowSelectorClicked 行セレクターがクリックされた後に発生します。
関数には引数 evt および ui が必要です。
ui.row を使用して、クリックされた行セレクターが常駐する行への参照を取得します。
ui.rowIndex を使用して、クリックされた行セレクターが常駐する行のインデックスを取得します。
ui.rowKey を使用して、クリックされた行セレクターが常駐する行のキーを取得します。
ui.rowSelector を使用して行セレクター セルへの参照を取得します。
ui.owner を使用して igRowSelectors への参照を取得します。
ui.grid を使用して igRowSelectors が初期化されている igGrid への参照を取得します。
checkBoxStateChanging 行セレクターのチェックボックスが変化している場合に発生します。
関数には引数 evt および ui が必要です。
ui.row を使用して、クリックされた行セレクターが常駐する行への参照を取得します。
ui.rowIndex を使用して、クリックされた行セレクターが常駐する行のインデックスを取得します。
ui.rowKey を使用して、クリックされた行セレクターが常駐する行のキーを取得します。
ui.rowSelector を使用して行セレクター セルへの参照を取得します。
ui.owner を使用して igRowSelectors への参照を取得します。
ui.grid を使用して igRowSelectors が初期化されている igGrid への参照を取得します。
ui.currentState を使用してチェックボックスの現在の状態 (「on」、「off」) を取得します。
ui.newState を使用してチェックボックスの新しい状態 (「on」、「off」) を取得します。
ui.isHeader を使用してヘッダー チェックボックスがクリックされているかどうか確認します。この場合、行関連の引数は渡されません。
checkBoxStateChanged 行セレクターのチェックボックスの状態が変化した後に発生します。
関数には引数 evt および ui が必要です。
ui.row を使用して、クリックされた行セレクターが常駐する行への参照を取得します。
ui.rowIndex を使用して、クリックされた行セレクターが常駐する行のインデックスを取得します。
ui.rowKey を使用して、クリックされた行セレクターが常駐する行のキーを取得します。
ui.rowSelector を使用して行セレクター セルへの参照を取得します。
ui.owner を使用して igRowSelectors への参照を取得します。
ui.grid を使用して igRowSelectors が初期化されている igGrid への参照を取得します。
ui.state を使用してチェックボックスの状態 (「on」、「off」) を取得します。
ui.isHeader を使用してヘッダー チェックボックスがクリックされているかどうか確認します。この場合、行関連の引数は渡されません。

関連トピック

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