ig.excel.NamedReference

ワークブックで定義された名前付き参照を表します。

備考

名前付き参照によって、名前は複雑な数式またはセル参照の代わりに数式で使用されます。 たとえば、数値 =SUM(E1:E20) を使用する代わりに、'Sales' の名前がある名前付き参照を E1:E20 の範囲にポイントするために定義できます(名前付き参照の数式は以下のように定義されます: =Sheet1!$E$1:$E$20)。次にオリジナルの数式は =SUM(Sales) と表現できます。

それぞれの名前付き参照は関連付けられた範囲を持ち、これは名前付き参照が属する NamedReference.workbook またはワークブックの Worksheet インスタンスのひとつである場合があります。この範囲は、名前が異なるセルの数式でどのように参照される必要があるかを決定します。ワークブックの範囲は、名前付き参照が名前だけで指定したワークブックのセルで数式によってアクセスする必要があることを意味します。 ワークブックの範囲は、他のワークシートで使用される数式が =SUM( Sheet2!Sales ) などのワークシート範囲を最初に指定することで名前を参照する必要があることを意味します。数式が名前付き参照の範囲として同じワークシートにある場合、この数式はワークシート名付きまたはワークシート名なしの名前を参照できます。

外部ワークブックからの名前付き参照は常に、最初に範囲で参照する必要があります。名前付き参照の範囲が外部ワークブックである場合、以下の数式で名前に続くワークブック ファイル名を指定することで名前にアクセスされます: ='C:\ExternalWorkbook.xls'!SalesTax。名前付き参照がワークブックのワークシートの範囲を持つ場合、以下のようにファイル名、ワークシート、および名前を指定することで参照されます: ='C:\[ExternalWorkbook.xls]Sheet1'!SalesTax。

異なる範囲を持つ名前付き参照は同じ名前を持つことができますが、2 つの名前付き参照が同じ範囲を持つ場合、大文字と小文字を区別しない一意の名前を持つ必要があります。

依存関係

jquery-1.4.4.js
infragistics.util.js
infragistics.ext_core.js
infragistics.ext_collections.js
infragistics.ext_collectionsExtended.js
infragistics.ext_io.js
infragistics.ext_text.js
infragistics.documents.core_core.js
infragistics.ext_ui.js
このコントロールにオプションはありません。
このコントロールにイベントはありません。
  • formula

    .formula( );
    返却型:
    string
    返却型の説明:
    名前付き参照を定義する数式。

    名前付き参照を定義する数式を取得します。

  • isSimpleReferenceFormula

    .isSimpleReferenceFormula( );

    NamedReference.formula が単一のセル、単一の領域、または名前付きの参照と同じワークブックにある複数の領域へ参照する簡易な数式であるかどうかを示す値を取得します。

    備考

    参照がカッコまたは空白に含まれているか、名前付き参照が複雑な数式を持つ場合、false を返します。

  • referencedCell

    .referencedCell( );

    NamedReference.formula によって参照される WorksheetCell を取得します。

    備考

    名前付き参照が 1 つ以上の領域への参照の場合、null を返します。

  • referencedRegion

    .referencedRegion( );

    NamedReference.formula によって参照される WorksheetRegion を取得します。

    備考

    名前付き参照が単一のセルまたは複数の領域への参照の場合、null を返します。

  • referencedRegions

    .referencedRegions( );

    NamedReference.formula によって参照された WorksheetRegion インスタンスの配列を取得します。

    備考

    名前付き参照が単一のセルまたは単一の領域への参照の場合、null を返します。

  • setFormula

    .setFormula( formula:string );

    名前付き参照の数式を設定します。

    • formula
    • タイプ:string
    • 数式値を含む文字列。

    例外

    例外 説明
    ig.ArgumentNullException formula は null または空です。
    ig.ArgumentException formula は有効な数式ではありません。内部例外には、数式が有効でなかった理由を説明する FormulaParseException が含まれます。

    備考

    この数式は、NamedReference が適用される NamedReference.workbookCellReferenceMode を使用して解析されます。NamedReference がコレクションから削除された場合、A1 参照モードは数式を解析するために使用されます。

  • setFormula

    .setFormula( formula:string, cellReferenceMode:ig.excel.CellReferenceMode );

    名前付き参照の数式を設定します。

    • formula
    • タイプ:string
    • 数式値を含む文字列。
    • cellReferenceMode
    • タイプ:ig.excel.CellReferenceMode
    • 数式のセル参照を解釈するために使用されるモード。

    例外

    例外 説明
    ig.ArgumentNullException formula は null または空です。
    ig.excel.InvalidEnumArgumentException cellReferenceMode が CellReferenceMode 列挙体で定義されていないです。
    ig.ArgumentException formula は有効な数式ではありません。内部例外には、数式が有効でなかった理由を説明する FormulaParseException が含まれます。
  • setFormula

    .setFormula( formula:string, cellReferenceMode:ig.excel.CellReferenceMode, culture:string );

    名前付き参照の数式を設定します。

    • formula
    • タイプ:string
    • 数式値を含む文字列。
    • cellReferenceMode
    • タイプ:ig.excel.CellReferenceMode
    • 数式のセル参照を解釈するために使用されるモード。
    • culture
    • タイプ:string
    • 数式を解析するために使用されるカルチャー。

    例外

    例外 説明
    ig.ArgumentNullException formula は null または空です。
    ig.excel.InvalidEnumArgumentException cellReferenceMode が CellReferenceMode 列挙体で定義されていないです。
    ig.ArgumentException formula は有効な数式ではありません。内部例外には、数式が有効でなかった理由を説明する FormulaParseException が含まれます。
  • toString

    .toString( );
    返却型:
    string
    返却型の説明:
    名前付き参照の文字列表現。

    名前付き参照の文字列表現を取得します。

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